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 CocomiとKōki,のデビュー後は、家族エピソードを隠すこともなくなった。

「最初は娘たちをプロデュースする工藤が、木村の知名度を利用する形で“家族ネタ”が使われていましたが、今では若い女の子の間では『キムタクってKōki,のお父さんだよね』と相乗効果が生まれるまでになった。木村もインスタグラムで娘たちの誕生日に《おめでとう》とコメントを出すなど、工藤のファミリービジネスの看板という感じになっている(笑)」(女性誌記者)

左からCocomi、工藤静香、Koki,(Koki,のインスタグラムより)

「グループで1人までしか結婚できない」という不文律

 木村以降、2007年にV6の井ノ原快彦(45)が瀬戸朝香と、2008年に元TOKIOの山口達也(49)が一般女性と結婚。他のタレントも続くかと思いきや、それからしばらくは結婚するタレントは出てこなかった。

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「そこで出てきたのが、『ジャニーズはグループで1人までしか結婚できない』という噂です。特にTOKIOは“公然の恋人”がいるメンバーがいましたから、山口以外が結婚しないことが余計に不自然に見えました。国分太一(46)はaikoと長年交際していましたし、今年3月に退所した長瀬智也(42)も、浜崎あゆみや相武紗季といった大物女性芸能人との恋仲を隠すことがなかった。

長瀬智也 ©文藝春秋
浜崎あゆみ ©文藝春秋

 いまでさえ4人が既婚者となったV6も、2016年に長野博(48)が白石美帆と結婚するまでは、しばらく『既婚者はグループで1人』の状態が続いていました。森田剛(42)は宮沢りえと結婚する前に、セクシー女優と交際しており、女性誌に直撃された際に『職業は関係ない』と答えて男を上げました。ですが当時のジャニーズ関係者は困り切っていましたよ」(同前)

 元ジャニーズトップアイドルで、ジャニー喜多川氏の衣鉢を継ぐ滝沢秀明副社長も現役時代には苦い思い出がある。

「2001年に当時人気絶頂だった鈴木亜美との熱愛が報じられました(「FOCUS」7月4日号)。しかし当然の如く事務所に認められることはなく、その後破局しました。それからはたまに女性との食事が報じられることがありましたが、ジャニー喜多川氏に忠誠を誓ってスキャンダルは一切なし。ジャニーズの模範的アイドルを全うしました」(前出・スポーツ紙芸能デスク)