元“小学生ホスト”琉ちゃろくんが中学生になり、直面した校則問題。トレードマークだった茶髪を黒にし、長かった髪の毛は目にかからない程度に。
「個性を潰すような校則は嫌い」と語る母・ちいめろさんに琉ちゃろくんの校則問題について詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
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――琉ちゃろくんが中学校入学にあたって髪色を黒にしたという動画が話題になっていましたが、どうして黒髪に?
ちいめろ 一言で言えば中学校の規定ですね。「校則のない私立に行けばいいじゃん」っていう声もあったんですけどうちは田舎なので選択肢は少ないし、琉ちゃんは友達と離れたくないと言っていたので今の中学にしました。
――琉ちゃろくんは黒髮にすることに抵抗はありましたか?
ちいめろ 琉ちゃんよりちいの方が抵抗ありましたね。3歳から髪を染めていたので、私はまだ見慣れないです。ちいの母(琉ちゃろくんのおばあちゃん)は子供の髪の毛を染めることにずっと反対だったんです。いつも琉ちゃんに「中学になったら髪は黒にするんだよ」って言っていたので、琉ちゃんはそういうもんなんだと思っていたみたいです。
ただ琉ちゃんから「髪は黒にしたくない」と言われれば、その時考えようと思っていました。ちいは個性を潰すような校則は嫌いなので(笑)。学生の頃、眉毛の長さとか髪の長さとか細かい校則があって、なんで自分の見た目を他人に決められるの? って思っていました。ちいは大人になってから髪を黒くしたことは一度もないし、こういう見た目だからこそ活躍できている部分もあるので、一人一人の個性を大事にしてほしいなと思っています。
――校則は昔と比べて厳しくなっていますか?
ちいめろ いや、琉ちゃんの行った中学はそこまで厳しくはないですね。髪の長さの規則は書いてあったんですけどちいの頃よりは緩い印象ですね。琉ちゃんは薄い縁のあるカラーコンタクトを小学生からつけていて、それが本人も一番目に合うみたいなので入学時に先生にそのことを話したんですけど、先生も理解してくださいました。