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東山同様“一生現役アイドル”をいく木村拓哉

 ジャニーズで上手な年齢の重ね方は、“一生現役アイドル”「東山類型」、“振り切ったおじさん化”「薬丸・布川類型」、“ダンディな独自路線”「本木類型」に分かれそうだ。

木村拓哉 ©文藝春秋

 彼らの下の世代で言うと、木村拓哉(48)は東山同様に“一生現役アイドル”をひた走っているように見える。人気絶頂の2000年、工藤静香(51)との結婚を発表した際には巷のファンから悲鳴があがったが、年月を経てふたりの愛娘CocomiとKokiは見事にタレントとしてデビュー。浮気などのスキャンダル報道も皆無で、いい夫・いい父親ぶりも自然と板についた。

「見た目のキープも非常に気を使っています。自宅にもトレーニングスペースがあり、家族みんなそこで毎日筋トレをしているといいます。フェイスケアも手を抜かず、若々しさを保ち、美少年だったキムタクのイメージを守り続けていますから。マクドナルドのCMに出演した際には、SNSで《キムタク、顔小さくなった?》と話題になったほどです」(ワイドショー芸能デスク)

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右から木村拓哉、Cocomi、Koki,(Cocomiのインスタグラムより)

 薬丸・布川類型の代表格はTOKIOのリーダー城島茂(50)、V6の井ノ原快彦(45)あたりだろうか。そしていま増加中なのが本木類型だ。

過剰におじさんっぽくない長瀬智也

「今春でTOKIOとジャニーズから脱した長瀬智也(42)は、現在フリーを満喫中ですよ。インスタではバイクいじりの写真ばかりアップしていますが、『あしたのスケジュールを気にせずに寝るのはサイコー』だと、趣味の仲間と時間を気にせず過ごしたり、最後のドラマのプロレスラー役でつけた筋肉を、『びっくりするくらいすぐに贅肉にかわるんだよ』と言ったりもしていました(笑)。しばしの自由人状態のようです」(長瀬の知人)

長瀬智也 ©文藝春秋

 年齢に抗ってアイドルを続けるわけではなく、かといって過剰におじさんっぽく振る舞うこともないようだ。今年11月のV6解散と同時にジャニーズ退所を決めた森田剛(42)も、本木類型に分類できそうだ。ラストスパートを迎え、男ぶりに磨きがかかっているのだという。