V6は年齢に抗わない戦略
「妻・宮沢りえ(48)の後押しもあり、舞台の俳優を極めていくとされています。元々、ジャニーズのなかではコワモテで男気溢れるイメージがあったので、脱アイドルはうまくいくんじゃないでしょうか。
コロナ禍の最近は、『外では難しいからウチでどうですか』と友人を自宅に誘うこともあって、行った人によれば宮沢の手料理のみならず本人もキッチンに立っていたそうです。どこかせいせいした様子で、表情も柔らかになってきたと言っていましたよ」(テレビ局関係者)
そもそもV6は、ここ最近グループとして年齢に抗わない戦略をとっている。
「結成25周年には、『勤続25年の男たちの掌。』というコピーとともに、深いシワが刻まれたメンバーの手の新聞広告が掲載されました。先日公開された新曲『僕らはまだ』のMV(ミュージックビデオ)も、長年のファンからは感涙をもって迎えられましたよ。6人みんなカッコいい年のとりかたをした、と……」(同前)
シンプルなスタイリングでの海辺のロケーション。アイドルっぽい笑顔の場面はほとんどなく、年相応の素顔の6人が淡々と映されていく。かと思うと、浜辺で相撲を取り合ってみたり。噂されたメンバー間での解散への確執はなかったことを思わせるかのような場面が続く。
「監督は奇才・大根仁さん。90年代からV6のMVを撮ってきたからこそ、解散を決めた40代の彼らのナチュラルで、でもいままでに見せなかった顔を撮れたのだと思います。東山さんや木村さんのようなパーフェクトタイプとは違うけれど、6人とも酸いも甘いも嚙み分けたそれぞれセクシーな中年男になった、と評判です」(同前)
今後が気になる嵐
今後気になるのはKinKi Kidsや活動休止中の嵐メンバーだろう。彼らもいまやすでにアラフォーなのだ。
「堂本光一(42)や松本潤(37)、櫻井翔(39)は、東山・キムタクのルート。つまり現役での仕事、ノースキャンダル、そして変わらぬ見た目の3拍子を目指すのではないかと予想しています。そのためにはそろそろ結婚も考えて良き家庭人としての顔もプラスされると、まさに理想的になんですけれど」(同前)
「アイドル出身40代」を先に過ごした、どの先輩の背中を追うか。それによってジャニーズおじさん化の“勝敗”が分かれるかもしれない。