人気アニメ「鷹の爪」が秋の劇場映画で、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンらと夢の共演を果たす。
「昨年が『鷹の爪』生誕10周年で、景気づけに何か豪華なコラボをやりたいねと、国内外の大きなコンテンツに声をかけていました。悉(ことごと)く断られていたのですが(笑)、予想外に巨大なところから『お話を聞かせてもらえませんか』と。
僕らの世代にとって、クリストファー・リーヴのスーパーマンやマイケル・キートンのバットマンって、ちいさな頃から観ていた憧れの存在です。コラボが決まった瞬間は、大喜びしましたね」
「鷹の爪」の産みの親、FROGMANさんは、今回の映画でも、監督、脚本、作画、編集、声の1人5役を務める。
「いつもの『鷹の爪』に、山田孝之さん(バットマン役)や安田顕さん(ジョーカー役)たちの声が入ってくるだけで全然雰囲気が違ってきます。
役者さんには、僕と2人きりでスタジオに入ってもらい、台本だけ、想像力だけでお芝居してもらうんです。そのお芝居に合わせて絵を後から作り、動かしていく。手間はかかりますが、より絵とお芝居、声の親和性が高くなって、気持ちもノってくるんですよ!」
映画には、本誌記者「文春(ふみはる)くん」も出演するほか、
「文春読者の皆さんにこっそりお知らせしますが、『悩むが花』でおなじみの伊集院静さんが何と映画の題字を書いてくれました。ぜひ劇場に観にきてもらえたら嬉しいです」
映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』
10月21日より全国ロードショー
http://dc-taka.com/