坂西春加、22歳。この春尚美学園大学芸術情報学部を卒業した。こう見えて古武道二段を取得している。黒帯にちなんで、この日の撮影も黒のビキニで行われた。

「小学1年生から4年間空手を習っていて、すごく好きだったんですけど、バレエを優先するために一度辞めちゃったんです。でも小さいころから大河ドラマとか水戸黄門などの時代劇を見ていて、アクションに憧れるようになりました。そういう仕事に近づけたらいいなと思って、上京後、大学1年生から古武道を習いはじめて。空手、居合、杖道、薙刀などを学んでいます」

坂西春加 ©松田忠雄

 舞台について学ぶために進学、大学では主にミュージカルを勉強していた。

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「お芝居は大学から始めました。これまでやったことのないジャンルのダンスもありましたし、レッスンと座学で日々が過ぎてゆきました。仲間と一緒にミュージカルを作っていて、厳しいこともつらいこともいろいろあったんですけど、これからの仕事に生きてくることも多いと思うし、すごく糧になる時間だったなと思います。ミュージカルの勉強をしているうちに興味が出てきて、仕事につなげていく準備をしようと考えて、芸能活動は大学3年の夏からはじめました。事務所の面接のときにいろんなことに挑戦させてもらえると言われたので、それならやってみようと思いました」