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コロナ禍に彼女を癒していたもの。

 卒論はテーマパークショーの研究について。

「姉がテーマパークのダンサーをしているんです。私も元々ディズニーが大好きで、卒論ではディズニーランドとディズニーシーのショーをメインに取り上げました。3年で単位は取り切っていたので、4年時は舞台に出演しながら卒論に集中していましたね。制作側の視点からショー作りや空間の使い方を研究したことで、新たな視点からショーを観られるようになりました」

坂西春加 ©松田忠雄

 休みの日も、時間があったら遊びに行くよりはレッスンに時間を使いたいタイプ。

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「レッスンや練習以外だったら、友人と出かけたり、映画を見に行くでしょうか。特にファッション系やドキュメンタリー系が好きで、『プラダを着た悪魔』や『ブルックリン』、『このサイテーな世界の終わり』がお気に入りです。動画配信サービスも常にチェックしていて、フィルマークスというレビューアプリで、映画やドラマを記録しています。上野の美術館や博物館にもよく行きます。昨年の『きものKIMONO』展は何万点も展示してあって壮観でした」

坂西春加 ©松田忠雄

 コロナ禍に彼女を癒していたものは、お花だったのだという。

「母がお花とお茶をやっていて、お家にいつもお花があったこともあって、私も元々花が好きだったんです。コロナでいろんなところに出かけられない時には家に飾った花を見ると安らぐんですよね。好きな花は、やっぱり桜ですかね。いま家にはミモザが飾ってあります」