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「16歳の頃に初デリヘル」立川メッタ刺し殺傷 19歳少年が起こしていた職場での“金銭トラブル”

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サッカー部で起きた議論で…

 少年が育ったのは、新宿から電車で1時間ほど離れたあきる野市。タクシー運転手の父を持つ4人家族で、中学校ではサッカー部に所属するごく普通の少年だった。

「苗字と名前の一部を取ったあだ名で呼ばれていました。友達は多い方ではなかったですね。サッカー部ではサイドバックのポジションで、レギュラーではありませんでしたが練習は真剣に取り組んでいました。印象に残っているのは、練習方針を巡って部活内で議論になったときに、彼は自分の主張を決して曲げなかったんです。普段はおとなしくて控えめな性格だったので、そんな頑固な一面もあるのかと周囲は驚いていました」(中学校の同級生)

少年が通っていた中学校

高2の1学期に学校へ行かなくなった

 少年は中学を卒業すると公立高校に進学したが、高校2年生の時に通信制高校に編入している。

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「2年生の1学期の途中で、急に学校へ来なくなりました。夏休みが終わって2学期が始まった時に、先生からクラス全体に彼が転校したことを告げられました。友人もいなかったわけではないですがクラスには馴染めていなくて、いじめがあったという話も聞いたことがあります」(高校の同級生)

事件現場のホテルには花などが供えられている Ⓒ文藝春秋

 警察の捜査に対して少年は「16歳の頃に初めてデリヘルを利用した」(社会部記者)と供述している。少年と死亡した女性の間に面識はなかったが、「風俗は少子高齢化を促進させるので、あんな商売をやっている人間はいなくていい」とも話しているという。

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