竹中平蔵さんにSNSがザワザワしてます。たとえば次の記事。
『竹中平蔵氏が五輪強行姿勢で大ヒンシュク コロナ禍で悲痛な開催反対の声を「アホ」呼ばわり』(東スポWeb6月7日)
尾身茂会長(感染症対策分科会)の五輪開催「普通はない」について竹中氏が「座長の発言なんかひどいじゃないですか。だって別に分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに、明らかに越権」と読売テレビの番組で非難。開催反対の声が多いことに対して「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」とも。
いったい何があったのか。勝ち組の象徴である竹中平蔵先生からすればたしかに国民なんてアホの塊にみえるでしょうが、ちょっと心配。念のため竹中先生関連のここ最近の記事を調べてみた。
すると、
『パソナGが営業最高益に、65%増の175億円 21年5月期』(日本経済新聞4月13日)
ああ、安全・安心です。
竹中先生率いるパソナグループ、素晴らしい業績じゃありませんか。でもこれだけ儲かっているのに気苦労が多いのだろうか。
有償の五輪スタッフ、その「中抜き率」は驚異の…?
そういえばこんな記事があった。
『竹中平蔵率いるパソナ、五輪商法のカラクリ』(日刊スポーツ「政界地獄耳」6月4日)
おい、口が悪いぞ!
地獄耳が売りだからといってパソナを「五輪商法」だなんてけしからん。ちょっと読んでやる。
《首相・菅義偉のブレーンで、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員、産業競争力会議有識者委員を務める。小泉内閣でも自分で決めて自らもうける方式だったが、その手法は今も健在だ。》
お国のために頑張っている人をそんな言い方するな!
だいたいパソナは東京五輪の人材派遣も頑張ってくれているんだぞ。
《有償の大会運営スタッフの準備業務ディレクターには1日35万円、管理費・経費を含めると日当42万円という計算になるという。ところがパソナが一般に募集をかけた際には時給1650円(深夜時間帯は125%の割増賃金)で日当約1万2000円というから人材派遣の業務といえども中抜き率は95%を超える。》
な、中抜き率95%? 「竹中平蔵」でいうなら「蔵」しか残らないではないか。中抜きのおかげで蔵が建つみたいで誤解を招く。