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2021/06/11

genre : ニュース, 社会

伊勢神宮の祭主を務める黒田清子さん

 皇族の身分を有したまま、民間の夫婦と同様の生活を送るわけです。天皇陛下の妹・黒田清子さんが現在でも皇籍を持っているイメージです。清子さんは皇室とゆかりのある伊勢神宮の祭主を務めており、皇籍離脱後も皇族に準じる活動をされています。皇宮警察本部や警視庁警備部警衛課の警護対象ではなくなりましたが、現在も必要に応じて地元警察署が警備対象としています。

2004年4月、吹上御苑でバードウォッチングをされる紀宮さま(当時) 宮内庁提供
2012年5月14日、伊勢神宮の臨時神宮祭主として「神御衣祭(かんみそさい)」で初めて祭典奉仕を行った黒田清子さん ©文藝春秋

 愛子さまが降嫁しても同じような状況になるでしょう。その愛子さまに皇族の身分は維持して頂くというわけです。皇族のままとなれば警備は少し手厚くなるでしょうが、女性宮家創設と比較して財政負担も軽く、国民の理解も得やすいはずです。あくまでも秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまのご健康に問題が生じた場合などのセイフティーネットとして、年齢も近い愛子さまに期待を寄せる新たな制度と言えるのではないでしょうか」

 意見聴取では、女性天皇に「賛成」か「条件付きで賛成」は13人に上り6割を上回ったが、女系天皇に賛成したのはそのうちの5人にとどまった。一方で女性天皇に「反対」か「慎重な意見」を表明したのも5人にとどまった。女性天皇を認める場合も男子優先か長子優先かについてはばらつきが出たが、これらの意見を踏まえれば、兎にも角にも愛子さまだけは潜在的な皇位継承候補者としてご結婚後も皇室に籍を残される道を開く方向に、意見集約はなされるべきなのではないだろうか。

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