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「白髪はアッシュに染めやすい」「パーソナルカラーを意識」アラフィフが知らない、グレイヘアの“常識”

「白髪はアッシュに染めやすい」「パーソナルカラーを意識」アラフィフが知らない、グレイヘアの“常識”

野宮真貴61歳 & 松本孝美55歳 & 渡辺満里奈50歳の『大人の女史会』にようこそ。

白髪のほうが楽しめる色が増える

渡辺 じゃあ、孝美ちゃんは白髪は染めてる状態?

松本 今は。だからそれをいつ移行するか岩上さんと相談中。岩上さんには「いつでもいいです」って言われてるけど。これから私はどうなるのかしら(笑)。

岩上 もう白髪は染めません。白髪を染めずにハイライトだけを入れてブレンドしていきます。

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松本 じゃあ私の場合、少しずつ色チェンジをしていくということですね?

岩上 そうです。ベージュで明るい色を楽しんだら今度はメリハリをつけてみるとか、白髪が多いほどできる色がたくさんあるので。

松本孝美さん、 渡辺満里奈さん、岩上晴美さん、野宮真貴さん (c)杉山拓也/文藝春秋

松本 白髪が多いからこそできる色というのは?

岩上 ベースの髪に白が多くなってくると、ブラウンを乗せるだけで、ダメージなく、明るく、赤みのない、ナチュラルなお色を入れることができるんです。例えばこれは私のお客様の例なんですが(インスタの画像を見せる)、この方の場合はブラウンを乗せて、赤みのないベージュっぽいハイライトを入れて柔らかい印象にしているんです。

渡辺 なるほど。確かに、白髪が増えてくると、ベージュとかアッシュみたいな色をきれいに入れられるようになりますね。

岩上 そうなんです。

松本 そっか。白髪でもいいことがあるんだ。

※後半では、月1回の白髪染めを、2カ月に1回に頻度を落とすためのカラーリング方法や、岩上さんのグレイヘアへの思いが語られる。続きは発売中の「週刊文春WOMAN vol.10(2021年 夏号)」にて掲載。

 

お話を伺ったのは

グレイヘアカラースペシャリスト・岩上晴美さん

1973年茨城県生まれ。日本のヘアカラーをリードする「kakimoto arms」の初代カラーリスト。2009年よりLondonに渡りDaniel Galvin に在籍。帰国後は青山店にてサロンワークと全店をまとめるカラーリストの責任者に。

岩上さんのグレイカラー専門インスタグラムアカウント@harumiiwakami 

岩上さん所属サロンはkakimoto arms青山店 https://kakimoto-arms.com/salon#aoyama 

kakimoto armsインスタグラムオフィシャルアカウント@kakimotoarms_official

のみやまき/1960年北海道生まれ。ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして90年代渋谷系ムーブメントを起こす。還暦にして自身初のモバイルファンクラブ「おしゃれ御殿」をスタート。www.missmakinomiya-fc.com
インスタグラムアカウント @missmakinomiya

 

まつもとたかみ/1965年大阪府生まれ。80年代後半、コカ・コーラ、ソニーなどの名CMでCM女王と呼ばれる。初の著書『暮らし彩る「大人のままごと」』(光文社)が好評発売中。
インスタグラムアカウント @t_mimi1414

 

わたなべまりな/1970年東京都生まれ。86年、おニャン子クラブでデビュー。翌年の解散後も歌手、タレントとして活躍。2000年代には台湾旅、ピラティスのブームの火付け役にも。
インスタグラムアカウント @funnyfacefunny

text:Izumi Karashima
photographs:Takuya Sugiyama
hair&make-up:Tsukasa Mikami(Watanabe)

『大人の女史会』に参加しませんか?
この会で話してほしいテーマ、お悩みを woman@bunshun.co.jp(件名を「大人の女史会」に)もしくは〒102-8008 東京都千代田区紀尾井町3-23「週刊文春WOMAN」編集部「大人の女史会」係までお寄せください。匿名でも構いませんが、「年齢・性別・職業・配偶者の有無」をお書き添えください。

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