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「医学とか宇宙とか報道とか、常にいろんなことに興味を持っていたい」 17歳になった“俳優・芦田愛菜”が秘める無限の可能性

6月23日は芦田愛菜の誕生日

2021/06/23
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 子役出身の俳優・タレントの芦田愛菜がきょう6月23日、17歳の誕生日を迎えた。ちょうど10年前、彼女とドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で共演した同い年の鈴木福もまた、先週17日が誕生日だった。

芦田愛菜 ©時事通信社

「マル・マル・モリ・モリ!」が社会現象級の大ヒットに

 3歳でデビューした芦田は、2010年、5歳のときにドラマ『Mother』(日本テレビ系)に出演し、一躍脚光を浴びた。翌年放送の『マルモのおきて』も、彼女の愛らしさと子供離れした応対が人気を得て回を追うごとに視聴率が伸び、最終回は23.9%を記録。鈴木福とともに役名の「薫と友樹、たまにムック。」名義で歌ったエンディング曲「マル・マル・モリ・モリ!」もヒットした。当時、小学校に入学したばかりだった2人もいまや高校2年生である。

 2人の生まれた2004年度(2004年4月2日~2005年4月1日)は子役の当たり年で、ほかに谷花音、小林星蘭、本田望結、鈴木梨央が誕生している。

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 谷は『マルモのおきて』と同年に放送された『美しい隣人』や『名前をなくした女神』(いずれもフジテレビ系)などドラマにあいついで出演、2016年に大ヒットしたアニメーション映画『君の名は。』ではヒロインの妹役として声優を務めている。現在はアメリカに留学中という。

 小林は、谷と同じ事務所に所属し、「すたーふらわー」という音楽ユニットを組んでCDもリリースしている。子役としてはNHKのドラマ『八日目の蝉』(2010年)での檀れいの娘役(幼少期)などが記憶に残る。近年ではテレビ・劇場版アニメ『若おかみは小学生!』(2018年)で、両親に先立たれて祖母の旅館で働くようになった主人公を好演し、話題を呼んだ。

鈴木と芦田が出演した2011年「マルモのおきて」は社会現象に ©文藝春秋

同い年にはフィギュアスケートで活躍する本田望結も

 本田は、2011年にドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)に出演して注目され、2012年に放送され翌年には映画化もされたドラマ『コドモ警察』(TBS系)では、主演の鈴木福といずれも刑事役で共演している。演技の仕事だけでなく、兄の太一・姉の真凛とともにフィギュアスケート選手としても活躍していることはよく知られる。

フィギュアスケートでも活躍する本田望結 ©文藝春秋

 鈴木梨央は、2013年にNHKの大河ドラマ『八重の桜』で、綾瀬はるか演じる主人公・山本八重の幼少期を演じて注目された。CMでも人気を集め、とくに吉田羊と母子役で出演するポカリスエットのCMはすでにシリーズ化されて6年が経つ。