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本社では未成年参加で酒を飲むことも…

 また、東京都葛飾区にある本社では、社内での飲酒も日常茶飯事だったという。

「会社は事務員を除けば、完全に男社会。社内の空気はTHE・昭和です。すぐに辞めていく人も多かったですね。東京本社の周りには飲食店もないので、よく社員同士、社内食堂で酒を飲む姿も見ましたよ。高校を出たてで鉄筋工になったばかりの未成年の男の子も集まって飲むこともありました。飲んでいたのは何かを漬け込んだ、泡盛です。おそらく泡盛好きの会長の自家製だったと思います。特にそれで会長や社長が注意をする姿を見たことはありません。もともと悪いことだと思っていなかったのではないでしょうか。

 会長と社長は石垣島出身で、同郷の有名ボクサーとも知り合いです。会社の運動会には彼もよく参加していたようです。飲み会後に会長がレクサスに乗って帰宅する姿を見たこともあります。安全を謳うポスターは社内のあちこちにありましたが、それが現実でした」(別の元従業員)

南武運送のごみ箱裏には、大量の缶ビールの空き缶が… 撮影・菊地悠祐 ©文藝春秋

梅沢容疑者と社長の交流は…?

 もともと梅沢容疑者が南武運送で働き始めたきっかけは、自身が経営していたガソリンスタンドだったという。

「南武の社長は農家で使い、余った肥料をガソリンで薄め『エコ燃料』として販売する『南武エナジー』という会社も長く経営しています。『このエコ燃料は儲かるからいいぞ』と社長が周囲に豪語していたのを覚えています。ガソリンスタンドを経営していた梅沢容疑者と社長はその時から交流があり、梅沢容疑者は2005年にガソリンスタンドの経営を廃業し、南武運送で働き始めたと聞いています」(梅沢容疑者の知人)

撮影・宮﨑慎之輔 ©文藝春秋

 7年前の死亡事故や、社内での恒常的な飲酒について南武に質すべく質問状を持参したが、社の従業員は「定例のマスコミ対応以外はしない。社長も警察に呼ばれて会社にいないので、質問状を置いていくのも不可」と答えるのみだった。

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