会社勤めをしつつ時間を作るには?
――会社員として働いて、発信もして。忙しいでしょう。
山田 でも1日は誰にとっても24時間です。そのなかで、ラクをするのか、目標に近づく努力をするのか。「あー仕事疲れたー」と動画撮影をやめるのは簡単だけど、そこで終わり。今僕は目標を決めたんで、苦しくも何ともない。向かう先が決まったらむしろ止められない勢いになるんです。
――その分、何か時間を削っている感覚はありますか?
山田 寝る時間。今3時間睡眠ですね。
――それは体力的にキツそうです。
山田 ところがどっこい、キツくないんです。それが充実してる証拠だと感じるし、その分眠りが深くなって全く起きないです。どこでも眠れる。
――生活のコントロールがかなりうまくいってる?
山田 そうですね。僕は、朝起きたときや寝る前に、1日のスケジュールを頭の中で思い浮かべるのが好きなんです。
朝コメントやDMに目を通して……で、そこに悩みとか書かれていると「何か返したいな」って考えたりするだろうな、と。そういうことにも時間はかかる。仕事中はもちろんできませんから、休憩時間は「仮眠するのか、SNSチェックに時間を割くのか」。仕事が終わって帰ったら、YouTubeの打ち合わせや、その合間合間でインスタライブをやろう、とか……繋がってる人との距離は近いほうがいいと思っているので。僕の1日はそんな感じです。
開設した時点で登録者数1000人「山田千紘 ちーチャンネル」
――会社は山田さんのYouTubeの活動についてはご存知なんですか?
山田 はい、YouTubeを始めてすぐ、会社に副業申請をしているんです。チャンネル登録者数1000人以上というのが、YouTubeで収入が発生する基準です。インスタグラムから応援してくれている人もいたので、7月24日にYouTube配信を始めて、25日には登録者数が1000人。すぐに収益が発生したので、そのタイミングで会社に申請しました。
――会社は山田さんの活動を応援してくれてますか?
山田 少なくとも僕のいる部署は、すごく応援してくれます。部長は今回出す本、部内の全員分を自費で買ってくれました。そういうバックアップをしてくださるんです。めちゃめちゃ感謝しています!
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後編では、山田さんの交友関係やこれから叶えたい夢など、YouTube以外のことについても、さらにお話をうかがった。(後編に続く)
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