――琉ちゃろくんが嫌がることはなかったんですか?
ちいめろ なかったですね。3歳のころから髪の毛を染めていたんですけど気に入っているみたいでした。もちろん本人の嫌なことはしていないし、琉ちゃんの意思を尊重しています。
「こんな親は最低だ」という声も
――“小学生ホスト”が話題になった時、賛否両論あったと思うんですが、実際どうでしたか?
ちいめろ テレビに出てからはたくさんのアンチがいました。人気になればアンチが増えるのもしょうがないのである程度覚悟していましたけど。愛のあるアンチもいれば、ただの憂さ晴らししたいだけのアンチもいて後者のアンチはすごく悪質ですね。
――具体的にどんなことを言われたんですか?
ちいめろ 「親失格」とか「こんな親は最低だ」とか、結構言われましたね。でも結局親のことを判断するのって子供だと思うんです。自分の子供が幸せって言ってくれるならそれでいいと思います。ただ子供に対して何か言うのは本当にやめてほしいです。前にネットで琉ちゃんのことを「ダウン症みたい」って言っていた人がいたんです。それは本当に許せなかったです。ダウン症を悪口として使っているのはダウン症の子やその家族に失礼だし、そのコメントを読んでいろんな人が悲しむのも辛かったです。それから一時期、子供達の顔を隠していたんですけど「なんでこっちが隠す必要があるんだろう…堂々としよう」って思ってからは一切隠さなくなりました。
――なぜそんなひどいことが言えるのでしょうか…。
ちいめろ ちいもなんで?ってずっと思ってたんですけど、ちいの仕事はすごく不安定で、月ごとにもらえるお金は数十万単位で変わるので、少ない額の時は不安になって精神的な余裕がなくなるんです。その時にアンチする人も心に余裕がないのかなって思いました。アンチのことを「心に余裕がない人」なんだって受け止めることができて、気が楽になりましたね。