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《総勢10人大家族》「自分の子じゃないのによくやれるね」「お前なんて親じゃねえ!」美奈子夫婦が多くの批判を乗り越えたワケ

美奈子・義人夫婦インタビュー#2

 ビックダディで一躍有名になったタレントの美奈子さん。6年前に元プロレスラーの佐々木義人さんと結婚し、その様子は『ザ・ノンフィクション』でも放送された。8人の子供を持つ美奈子さん、義人さん夫婦にステップファミリーや家事分担について詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/前編へ続く)

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——美奈子さんはステップファミリー(再婚や事実婚により、血縁のない親子関係や兄弟姉妹関係を含んだ家族形態)の支援も積極的にされていましたよね。

美奈子 そうですね。私自身も経験したし、義人くんもステップファミリーを経験しているので。いろんなパターンを経験してきましたけど、「継母」とか「継父」という言葉があんまり好きではなくて。血が何なんだと思いますね。父は父だし、母は母だし、生みの母が居ても育ての母が居てもいいけど、別にそれ全部母でよくないか?と思っています。

——おっしゃるとおりです。

美奈子 前のドキュメンタリーの時に「本当の子供じゃないのに同じように接することできるの?」とか言われたんですけど、本当の子供ってなんなの?って思いました。たしかに自分が生んでいない子どもだけど、親になった以上、本当も嘘もないし、その子その子と向き合って、愛情を注いでいます。

義人 私も会社で「自分の子じゃないのに、よくそんなに真剣になれるね」とか言われるんですけど、「関係ないでしょ」って俺は言うんですよね。そういう風に見られてるのもショックですね。線引きは全くしていないので。

33歳で突然6人の子供の父親になった義人さん ©末永裕樹/文藝春秋

——そういったことは子どもたちにも伝えているんですか?

美奈子 そうですね。母は母だし、父は父だし、あなたたちを思って仕事をしてくれていて、あなたたちのためを思って生活してるのはみんな家族なんだよって。

義人 結婚した時は蓮々(五女のれんと)が幼かったので、ずっと言ってなかったんですけど、直接話したんです。「パパは蓮々が生まれた後にパパになったんだよ」って。でも僕が話す前から彼女は気づいていたみたいで。「知ってたよ」って言われました。ネットがあるからいろんな情報が見れてしまうんですよね。

 彼女もいろんな思いがあったと思うんですけど、「パパはパパでしょ」って言ってくれました。すごく嬉しかったです。