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「語尾には“にゃん”を付けろ」とガチ説教され…人気地下アイドルが明かす“メイドカフェ”のヤバい実態

元メイドカフェ店員・現役地下アイドル「せかい」さんインタビュー

2021/09/03

 大阪を拠点に女性地下アイドルとして活動している、せかいさん。そんな彼女が投稿した3月8日のツイートが3万近くリツイートされ、18万を超えるいいねがつくほど話題をあつめた。

 その内容は、大阪・日本橋のメイドカフェに勤務していた頃を振り返ったもの。接客スタッフであるメイドは客との会話時、店のルールで語尾に「にゃん」を付けなければならないところ、それを怠ったため先輩メイドから怒られたというのだ。裏に呼び出されたせかいさんは、そこでの説教に対して「はいにゃん」と返事。先輩メイドの逆鱗に触れ、さらなる怒りを買ったという。そんな内容のツイートに、アイドルファンらから「もはや何が正解なのか分からない」「メイドも案外、体育会系なんですね」などの感想が寄せられた。

 

 せかいさんは他にもSNSでメイドカフェ、地下アイドルにまつわる「あるあるネタ」を発信。「この世界は終了しました。」のアカウント名で運用するTikTokでは、7月8日に「全然売れていないのに人目を気にして家のカーテンを開けない地下アイドル」を模した動画を投稿。こちらは40万近い再生回数を記録し、3万以上のいいねがついている。

メイドカフェはキャスト同士の仲がとにかく悪い

 せかいさんは2019年、講談社主催のコンテスト「ミスiD 2020」でファイナリストに選出され、同年に地下アイドルグループ・ステラシュガレットを結成。グループではメンバー兼プロデューサーをつとめており、作詞作曲、ダンス制作、さらにライブのブッキングまで担う多才ぶりを発揮。「関西でもっともバズってる地下アイドル」として、その界隈で人気をじわじわと広げている。

 そんな彼女にメイドカフェの裏事情について尋ねると「上下関係がとにかく厳しい世界なんです」と表情を曇らせ、「とにかくメイド同士の仲が悪かったんです。気に食わないメイドがいると、お客さんにその子の悪い評判を流したり。研修生から正規のメイドへ昇格するのも、妖精さん(店長)だけではなく、先輩メイドの許可も必要。気に入られなければお給仕(接客)ができないんです。研修生と正規メイドは給料の額や制服のデザインも違うので、新人はとにかく先輩にお伺いを立てなければいけません」と人間関係の気苦労が多かったと語る。