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スキャンダルで取り沙汰された、日本人実業家
日本人事業家A氏についてはV.Iと懇意な「日本の財閥の子孫であり日本では有名人」(中央日報2021年8月12日)で、2016年から韓国で展開していたラーメン店「アオリの神隠し」事業に55億ウォン(約5億円)を投資した人物(同前)と韓国では報じられている。
裁判所は、このA氏が訪韓した際、 V.I は以前所属していたYGエンターテインメント社の法人カードでホテル宿泊費3800万ウォン(約350万円)を支払っており、この過程で性売買斡旋が行われたとされた。
A氏については、「バーニングサン事件」が起きた当時、韓国の一部の媒体が女優の観月ありさの夫、青山光司KRH代表取締役であると実名で報じたが、青山代表本人は否定していた。
ちなみにV.Iと会社を共同経営していたユ代表は性売買斡旋を認めて、2020年12月の裁判で懲役1年8ヶ月、執行猶予3年の判決を受け入れ、控訴はせずに判決が確定している。
V.I側は一審判決を不服として控訴する予定であることを明らかにしている(毎日経済新聞、2021年8月19日)。控訴期間は刑事事件の場合は判決から7日間とされているが、軍事裁判所の場合は判決の送達に時間がかかるとされている。
クリスの事件でSM社はなんらコメントを出していない。K-POPスターの相次ぐ性的スキャンダルに問い合わせをした記者たちも歯切れは悪く、韓国の芸能界は息を潜めている雰囲気だ。