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「親にも悪いけど、裁判終わったら無視して東京戻ります」

 さらに検察側がアメリカ村での事件の動画の音声を流すと号泣し、「自分の黒歴史」「動画は直視できない」と“迷惑系ユーチューバー”だったかつての自分を恥じるかのような発言をしていた。そのうえで「もう(ユーチューバーは)やらない」とYouTubeとの決別を誓っていたが……。

閉鎖されたへずまりゅうのYouTube

 本人は判決をどれほど重く受け止めているのか、法廷で見せた真摯な態度は本物なのか。この判決の日の夜、原田被告と親交のあるコレコレ氏が自身のチャンネルに動画をアップした。判決前である7月6日に、コレコレ氏の故郷・広島で収録した原田被告との対談だ。原田被告はマスクを外し、「早く復活してぇ」「自分の涙、ヨダレと一緒なんで」と大騒ぎ。そして、カラオケボックスでこんなやりとりを繰り広げた。

「コレコレチャンネル KoreTube」より

 コレコレ氏「反省してんの?」
 原田被告「半分」

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 半分反省したのは親の存在が大きかったと話す原田被告。その親にYouTubeの世界から離れてほしいと言われ、逮捕後に就職活動を行った原田被告は、この動画収録当時、ラーメン店で働いていたという。ところが「そこのラーメン屋の大将にも悪いけど、親にも悪いけど、裁判終わったら無視して東京戻ります」と、地元との決別宣言をしたのち、「戻ります。もうこの世界にしかないんで」とYouTubeの世界に戻る決意を明かした。

 さらに動画では、魚の切り身窃盗についても“有能な弁護士を3人雇った”ことや、“不法領得の意思を欠く”ので事実上無罪である……と説明し「なので、これが覆って有罪懲役とかになっちゃうと、すごい面白いことになるらしいです」と笑顔を見せた。結果的に、主張は退けられ有罪となっている。これからどんな“面白い”ことが起こるのか発表を待ちたい。

 終盤では「反省、ぜろ~」とおどけ、最後に滝に打たれて動画は終了。東京に戻り、YouTubeの世界に復帰すると知っていたら裁判官はどんな判決を下しただろうか。