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――9月からは舞台が始まりますが、舞台の出演は久しぶりです。

新川 2018年の6月以来ですね。前回は事務所の新しい劇場ができて、そのこけら落としで主演を務めました。今回は特別出演という形で、今まさに稽古の最中です。

 ストーリーは一人の女性が嵐に遭って山で遭難してしまうんです。山奥にある村にいきついて、みんなよくしてくれて、1週間後のお祭りを見てから帰っていけよとなるんですけど、その1週間の間に村の様子がなんだかおかしいことに気が付き始めて、最終的に村に隠された秘密が分かります。

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 私は村にいる1人を演じています。ミステリーともサスペンスとも言い難い……。なんだろう、なんか「多少の違和感」みたいなジャンルがあれば、そういう感じですね。

©文藝春秋

昔から相談するより相談されることの方が多い

――事務所にはたくさんの子役が所属していますよね。新川さんはお姉さん的な立ち位置ですか?

新川 一昔二昔前は自分も事務所でレッスンしていたので、事務所の子との関わりもあったんですけど、最近はお仕事でほぼ出られなくなってしまいました。

 でも去年は講師としてポージングのレッスンをやらせてもらったんです。宣材写真とかオーディションでも写真を撮られることがあるので、役のイメージが分かっているならこうとか、太ももとかO脚が気になっている子はこうすれば目立たないよっていうレッスンをやりました。新しく入ってきた子とも会えましたし、自分も楽しかったです。教える方の大変さも感じることができました。

©文藝春秋

――Twitterでは同じ事務所の村山輝星ちゃんとの2ショットもありましたね。

新川 輝星が舞台の配役発表の時に事務所に来ていたんですよ。輝星は挑戦系のYouTubeをやっているんですけど、「どういうことをやればいいのかな」っていう相談を受けて、「輝星が楽しかったり、一生懸命何かをやっていることがいいんだよ」って伝えました。だから「自分からやりたいことを『これやってみたい』って言ってみるのも手じゃない?」って言ったら「うーん、分かりました」って。全然納得してなかったですけど(笑)。

 昔から相談されることの方が多くて、私はあまり人に相談することはないですね。