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大好きな祖父が他界「お見舞いに行かなかった…」

 中学生の時は小さいオーディションを受けに行ったりとか、役が大きくなくても夜遅くまで拘束されたりとかもありました。そういう時、行き帰りはおじいちゃんが駅まで車で迎えにきてくれたりしていました。

 でもおじいちゃんは私が高校生の頃に亡くなって。あれだけ大きくてたくましかったじいちゃんが弱っていくのを見るのがすごく嫌で、病気になってからは、病院のお見舞いも仕事を理由に行かなかったり。今はもっと行けばよかったと後悔しています。当時はまだおじいちゃんが弱っていくことを受けいれる器がなかったのかなって思いますね。

 おじいちゃんは病院の売店で雑誌を買って、看護師さんに「これうちのだ」って見せていたみたいですね(笑)。本人は言わないですけど、後からパパやおばあちゃんから聞きました。

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©文藝春秋

「30歳になると楽になるよ」

――ファッションにはどんなこだわりがあるんですか?

新川 あまりこだわりはないかもしれません。いいものは高かろうが安かろうが着ますね。手が届かないほど高いものは買えないけど、安いから悪いとは思わないし、いいものはいいという感覚でいます。カジュアルなUNIQLOなども好きで、よく着ていますよ。

――今年28歳を迎えますが、こういう30代になりたいという目標はありますか?

新川 「30歳になると楽になるよ」ってよく現場で言われるんです。まだ私にはその意味が分からないんですけど、きっと何かが変わるんでしょうね。

 10代20代って自分は大きく変わったけど世間的にはそんなに変わっていないのかなと思った部分もあったので、20代30代の方が世間的にも大きく切り替わるのかなって予想しています。みんなが言っていたことってこういうことなのかーって実感できるのかなって思っています。

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スタッフ 経験値があがるってことなのかもね。

――女優、モデル、MCと活動されてきていますが、どのお仕事の比重が大きいですか?

新川 実はそんなに考えていないんです。どれも楽しいしどれも難しいし、どのジャンルでももう辞めたいって思ったことはあります。だからこれを軸にとか比重をとかはなく、呼んでいただいたお仕事を自分なりにできればいいかなと思っています。

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