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『Seventeen』モデル新川優愛(27)が語る「高校卒業すると“おばモ”だった時代」と「電車で泣いた日」《月刊発行終了》

 1968年の刊行開始から長年ティーン雑誌の代表格として、女の子の“憧れ”であった『Seventeen』(集英社刊)が9月1日発売の10月号で月刊発行を終了する。今後はデジタルをメインとした新体制で、専属モデル、読者、インフルエンサーなどがSNSなどを通じて発信する情報でつながる『双方向のコミュニケーションの場』を提供すると発表された。

 2011年にミスセブンティーンに選ばれ、4年間STモデルとして活動した後に、集英社から刊行されている『non-no』で専属モデルを、『MORE』『BAILA』でレギュラーモデルを務めながら女優としても活躍の場を広げているのが、新川優愛(27)だ。2019年にはロケバスの運転手を務めている一般男性との結婚を発表し、「ロケバス婚」も話題になった。

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『Seventeen』のモデルたちのキャリア

 インタビュー室として用意されたスタジオで待っていると、約束時間ちょうどに安室奈美恵の「Don’t wanna cry」を歌う元気な声が聞こえてきた。スタッフと談笑し、夏ソングを口ずさみながら撮影の準備に入っていく。撮影になるとカメラマンからの指示がなくとも、次々とポーズを自由自在に変えてくれる。まだ20代とは思えないほどの動きだった。

 10代女子のバイブルでもあった『Seventeen』のモデルたちはその後どういうキャリアを積んでいったのだろうか。長年愛されてきた『Seventeen』モデルの魅力に迫った。

(全3回の1回目/#2を読む)

やっぱり時代の流れですよね

――『Seventeen』休刊のお知らせを聞いたときはどう感じましたか?

新川 びっくりしたのが本当に一番です。ずっと長く愛されてきた、歴史のある雑誌なのでその誌面媒体がなくなるというのは衝撃だったのと同時に、時代って変わっていくんだなと思いましたよね。誌面の良さもあると思うんですけど、オンラインがメインになるという話を聞いたので、手軽に楽しめて物理的な場所をとらない媒体に変わっていくというのは、やっぱり時代の流れですよね。

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――『Seventeen』モデルは中高生の憧れでした。選ばれた時のことは覚えていますか?

新川 断片的にしか覚えていないんですけど、当時のマネジャーさんから連絡を受けて、どうやら泣いたらしくて(笑)。でも嬉しかったのと同時に“憧れられる立場”になるのが初めてだったので、そういう女性になるにはどうしたらいいのか、いろんなことを考えながら、撮影していたなという記憶があります。それまではグラビアをやっていたんですけど、男性ファンと女性ファンからみた自分はやっぱり違いますよね。だから憧れられる立場になれるのかどうかは自分次第だなとも思っていました。