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「SNSを見てもわかるように、彼女はデビュー後、どんどん痩せていきました。上手く加工していますが、鎖骨も肋骨も浮き出るくらいガリガリです。『無理なダイエットをしているんじゃないか』とか『拒食症なのか』と心配する人もいましたが、彼女の素行を知る人のなかには『シャブ(覚醒剤)をやっているんじゃないの?』と疑いの目を向ける人もいました」(結城友人)

本人のinstagramより

事務所関係者は「覚醒剤は誰かに教え込まれた」

 今回の逮捕について、結城が所属する事務所に事実確認を行った。すると関係者が取材に応じ、結城が逮捕された事実を認めたうえで、「覚醒剤は誰かに教え込まれたんだと思うんです」と重い口を開いた。

「まずは今回の逮捕で多くの皆様にご迷惑をおかけした事、深くお詫び申し上げます。結城は弁護士に『ホストクラブ幹部の男性スタッフと一緒に薬物を購入した』と話しています。『男性は覚醒剤を、自分はコカインを購入した』とも語っていると。家宅捜査では覚醒剤0.4gのほかに、コカインも少量見つかったようです。

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 これまで一緒に仕事をし、結城の性格を知っている私たちからすると、この男性に覚醒剤を一緒にやろうと持ちかけられたんじゃないかと疑ってしまいます。以前にも、交際していた男性からコカインを教え込まれていましたから。事務所として管理が甘かったと反省しておりますが、まずは事実の究明をし、本人との話し合いを重ね、今後の処遇などを決めていければと思っております」

 結城は2020年3月に行った文春オンラインのインタビューの最後に清々しい笑顔でこう語っていた。

文春オンラインのインタビューに応える結城。未来の話をすると大きな笑い声も起きた ©文藝春秋

「SNSで情報発信していると、『AV堕ち』とか『ヘラヘラしてるバカそうな女』みたいな目で見られているなと思うことも正直あります。過去に関係を持った男性の中にもそう思っている人がいるかもしれないですね。彼らからしたら私は“ヤレる女”だったかもしれないけれど、私からしたらその男性たちは “ヤレる男”だった。デビューしたらそんな人たちもムラムラさせて、『私で抜け!』って言ってやりたいくらいです(笑)」

 AV女優としてデビューする前には、周囲の目を気にして清純派を演じ、“本当の自分”との乖離に苦しんでいた結城。AVデビュー後も苦悩から抜け出せなかったのだろうか。

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