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かくしてAKB48の“恋愛禁止条例”は事実上「崩壊」したという。
自主的に長く“恋愛禁止”を守っているメンバーも
片や、「AKB48の公式ライバルグループ」として誕生した乃木坂46でも当初は「恋愛禁止」を公言するメンバーもいた。だが、現在は公の場ではっきりと明言されることは少なくなった。
「乃木坂46を初めとする『坂道グループ』は比較的、品行方正で通ってはいますが、メンバーが年頃の女の子であるという事実は他のグループと変わりません。今年3月にあった金川紗耶のデート報道後には、運営から若手メンバー達に対して改めてアイドル界のトップに立つ強い自覚を持つ様、アナウンスがあったそうです。明確にルール化こそされていませんが、自主的に長く“恋愛禁止”を守っているメンバーも多いですから」(前出・アイドル誌ベテラン編集者)
運営側求められる絶妙な舵取り
様々なアイドルグループがぶち当たる“恋愛禁止”の壁。
中には、以前から恋愛どころか結婚も容認されていた“お姉さんグループ”の「SDN48」や、最近だと「恋愛禁止ではない」と明言されている「=LOVE(イコールラブ)」の様なアイドルグループもある。
グループの立ち位置も含め、世間体とメンバー管理、ファン心理との狭間で、運営側には絶妙な舵取りが求められている。