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「独り身になったから一緒に住まない?」

――とはいえ、プロデューサーが所属タレントと交際するのは業界ではご法度と言われます。どんな風にアプローチを受けたのですか?

鈴木 アプローチらしいアプローチがあったわけではないんですが、送ってもらった時に家で一緒に話すようになり、自然に……という感じでした。

――今年の4月時点では同棲されていましたが、それはいつからだったんでしょう。

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鈴木 付き合い始めた時はまだSさんが別の女性と一緒に生活していたんですが、7月頃に「独り身になったから一緒に住まない?」と言われました。それで、3月に東京に引っ越してから1人で住んでいたマンションを引き払ってSさんの家に引っ越しました。

鈴木優香さん Ⓒ文藝春秋

――「81moment」の他のメンバーは知っていたんですか? 

鈴木 誰にも言っていないので、付き合ってることくらいは気づいていたかもしれませんが、一緒に住んでいるのは誰も知らなかったと思います。ただ母親と姉には話して、母はSさんと会ったこともあります。

AKB48に加入した時も同棲は継続

――ご家族の反応はどうでしたか?

鈴木 私が「東京でお世話になってる人」と紹介したので、母も「優香のことをよろしくお願いします」と挨拶していました。年齢などについては特に何も言われませんでした。

――2018年の7月から同棲していたということは、2019年10月にAKB48に加入した時もその家から秋葉原の劇場やレッスンに通っていたということになります。

鈴木 そうですね……それについては言い訳のしようがないです。悪いことだという自覚はありましたが、AKB48に入る時も別れるというより「絶対にバレちゃいけない」という方に意識がいっていました。応援してくれた人たちには謝るしかないです。

鈴木優香さん Ⓒ文藝春秋

――それはやはりSさんのことが好きだったからですか?

鈴木 振り返ってみるとAKB48に入る頃にはもうラブラブという感じではなくて、同居人のような関係になっていました、アイドルの仕事は時間がバラバラだし、Sさんも仕事柄飲み歩くことが多くて、朝まで帰ってこないこともよくありました。でも引っ越したりするのも大変で、ずるずるそのままにしてしまいました。

――現在はどんな関係なのでしょう。

鈴木 今はもうお別れしています。記者の方に声をかけられた4月12日にSさんにLINEで相談したら「今帰って誰かに見られるとやばいからホテルに泊まる」と帰ってこなくなり、結局その日から1回も会っていません。私も4月の下旬には荷物も全部送って静岡の実家に戻ったので、引っ越しの手続きで何度かやりとりをしたくらいです。