知名度があがって変わったこと
──川尻さんのマンガを読むと、いなげやさんに行きたくなります。買い物でよくいなげやさんを利用されている方からの反響なども多いのでは？
川尻 逆に、普段いなげやさんに行かない方が、「川尻こだまの聖地巡礼でいなげやさんに行ってきました」と投稿されているのを見たことがあります。男女関係なく、幅広い年代の方がマンガを読んでくださっているようで、本当にありがたいです。
──テレビアニメと単行本で知名度があがると、ただれた生活が送りにくくなりますか？
川尻 そうですね～……。「川尻こだまが悪いことをしてこうなっちゃった、わはは」みたいなことを描く時に、「このエピソードは、単行本を出版してくださるKADOKAWAさんや、テレビアニメを放映してくださるフジテレビさんにご迷惑をかけてしまうかも」と考えるようになりました。実家で父とお酒を飲んだ時の面白いエピソードがあるんですけど、これも一歩間違うと炎上しそうなネタなので、発表の仕方とタイミングを考えているところです。
フォロー数を1から2に増やした狙い
──今回の書籍化・アニメ化のタイミングで、Twitterのフォローを1人から2人に増やされました。どのような意図があるのですか？
川尻 最初は、誰もフォローしなくていいかなと思っていたんですけど、「なんだよ、誰とも関わる気ないのかよ」と思われるのも悲しいなと思って、「平成のグルメ王」をフォローして、「令和のグルメ王」になろうという壮大な野望からアンジャッシュの渡部（建）さんをフォローしていました。
ずっと渡部さんだけの1フォローでやってきたんですが、アニメ化と書籍化のタイミングで、児嶋（一哉）さんをフォローして、フォロー数を1から2に増やしました。「ついに、川尻がアニメ公式をフォローしたんだ」と思ってクリックしたら児嶋さんだった、というのはネタとして面白いだろうなと思ったからなんですけど、実際に「ついに（川尻こだまが）KADOKAWAかアニメをフォローしたと思ってチェックしたら児嶋だった。なんで？」というツイートを見たので、満足です。
──次の目標は。
川尻 夢は大きく、小松菜奈さんで実写化です。すごくお綺麗な方なので、私の役をぜひやってほしいな～なんて夢見ています。という妄想はさておき、現実的には、ダイエットや運動習慣などやらないといけないことが山積みなので、睡眠時間を確保しつつ、ほどほどに頑張ります。
