1ページ目から読む
4/4ページ目

 年長組トニセンの中では、井ノ原快彦の存在感が頭ひとつ抜けている。プライベートではいち早く2007年に女優の瀬戸朝香(44)と結婚し、1男1女に恵まれている。テレビでの露出時間という意味では岡田をもしのぐ存在だ。

(「Johnny's net」より)

「派手さはないけど『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)のMCに、連ドラ『特捜9』(テレビ朝日系)シリーズの主役と安定している。2010年から8年間にわたってNHKの情報番組『あさイチ』のキャスターを務めたことで信頼感も抜群。2015年にNHK紅白の白組司会を任されたのも、ジャニーズ事務所とNHKからの信頼を物語っています」(女性誌編集者)

 しかし残る2人、長野博と坂本昌行の先行きは不透明だ。

ADVERTISEMENT

「長野くんは、最近はグルメリポーターとしての仕事くらいしかないみたいですね。いまだに唯一の売りが1996年に主演した『ウルトラマンティガ』。顔も地味で、妻が白石美帆(42)というのが話題になったくらい。ここからのキャリアは本当に難しいと思います」(同前)

(「Johnny's net」より)

 そしてリーダーの坂本昌行は、しぶとく生き残りを図っている。解散発表の翌日の13日に福岡の久留米で上演された主演舞台「Oslo(オスロ)」のカーテンコールで「森田から『チャレンジをしたい』という話があって、ビックリはしたのですが、僕らは人生の半分以上一緒にいる仲間で、その仲間の提案を他の5人は止めることはできません」と直接ファンに報告した。

「坂本君はジャニーズJr.時代に脱退経験があり、1年間の旅行代理店勤務を経て同期のTOKIO国分太一(46)の口利きで復帰して24歳3カ月でデビューした苦労人です。最大の売りだった『V6のリーダー』という属性を失うのは打撃でしょう。

(「Johnny's net」より)

 なのでファンへの直接の報告は坂本君の優しさであると同時に、『リーダー感』を維持するための戦略でもあるでしょう。舞台が主な活動場所ですが、交際が伝えられる元宝塚の朝海ひかる(49)と一緒に『小料理屋を開きたい』という夢を実現させるのもいいかもしれません。

 そして今回の発表の隠されたポイントは、トニセンの存続です。年に何回か集まってツアーやイベントをやれば、ファンは維持できます。ライバルは純烈でしょう(笑)。長野君と坂本君のためにもイノッチには頑張って欲しいですね」(スポーツ紙芸能デスク)

 V6のメンバーの中で、しぶとく芸能界を生き抜いていくのは誰か。むしろ解散してからの方が、注目すべきグループなのかもしれない。