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パパ活は「夢のある世界ではなかった」お相手たちは…

――AVとソープを合わせて約90万円あった月収がコロナで激減したとのことでした。そのお金はパパ活で補填できたんですか。

由菜 パパ活を始めて3カ月なので、まだなんともいえないですね。お手当は30分程度の顔合わせで5000円、お食事で1万円。それを多いときで週5日、土日は1日に5人くらいとお会いします。でも、まだ継続的にお会いできる方が少なくて……。

©︎清談社

 始める前は社会的地位の高い男性が多いと思っていたんですけど、実際は違いました。中小企業の経営者とか、少しだけ余裕のある普通の方がほとんど。何十万円もするブランド品をポンポン買ってくれるような夢のある世界ではなかったですね。

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――パパ活サイトに登録する男性の多くはセックスが目的だと思います。ホテルに誘われたらどうしますか?

由菜 私にメッセージを送ってくれる方の99%は、実際にお会いする前から「大人(の関係)でいくらですか?」と露骨に聞いてきます。条件を良くするためにプロフィールに「AVに出ています」と書いているので、当然といえば当然なんですけど。

 でも、基本的には「仲良くなったらね」みたいな感じで受け流します。きっぱり断るとそこで終わってしまうので、期待を持たせつつ、ホテルに行かずに引っ張るだけ引っ張る。ただ、何人かとは関係を持ちました。その場合のお手当は「5(万円)」です。

――なるほど。大人の関係もナシではないと。

由菜 そうですね、好みのタイプの男性なら。スーツが似合うダンディなイケオジで素敵だなと思えば、「このあと時間ある?」と誘われたら「はい」と返事します。さっきもお話ししたように、セックスは嫌いじゃないし、私もストレスを解消したいから。