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授業後にパパ活をし、午後7時にソープに出勤する生活

――大人の関係が「5」だとすると、定期契約で月4回会えば20万円です。定期が5人いれば月収100万円になります。

由菜 じつは定期の人が1人いて、月4回で「5」はきびしそうなので、「4」にしています。たしかに、そういう人が5人いれば収入的に安心なんですけど、なかなかそうもいかなくて。

 それと、いま授業が終わったあと午後7時からソープに出ているので、パパ活に使えるのは午後5時から6時半までの時間帯しかない。だから、土日とか冬休みにならないと、メッセージをくれる方とお会いする時間の調整がむずかしいんです。

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――本業は音大生で、大学に通うお金のためにAV女優になったわけですからね。卒業後もパパ活は続けるんですか。

由菜 就職先にもよりますね。いま私は3年生で、ちょうどインターンシップ先を探したり、就職先について調べたりしているんです。小さいころからずっと吹奏楽をやっていたので、できれば音楽に関わる会社に行きたいんですけど……。

©︎清談社

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 AV女優やパパ活をやっていると聞くと、特殊な事例のように思うかもしれないが、由菜さんのように、学費などを稼ぐために始めるケースはけっして少なくはない。やむにやまれず体を売る女性は水面下にたくさんいる。

 先日の総選挙では与野党のバラマキ政策が注目を集めたが、政府はそうした事情の女性たちの救済にも目を向けるべきではないか。由菜さんの話を聞くと、そう思わずにはいられない。