1ページ目から読む
3/4ページ目

紀宮さまは「皇族としての務めをいっそう大切に」

 12月5日、愛子さまは1日がかりでご成年行事に臨まれ、一連の行事は上皇ご夫妻の長女・紀宮さま(現・黒田清子さん)が成年した際の行事を参考にしたという。夕方には秋篠宮や佳子さま、黒田清子さん夫妻といった皇族方やご親族、首相ら三権の長から祝賀を受けられた。

岸田文雄首相ら三権の長から祝賀を受けられる天皇皇后両陛下と愛子さま(代表撮影) ©時事通信社

 紀宮さまは1989年4月18日で20歳を迎えられたが、昭和天皇の喪中だったため、お祝いの行事は控えられていた。翌年の3月12日に行われた祝賀について、紀宮さまは「皇族としての務めをいっそう大切にし、心をこめて両陛下をお助け申し上げて参りたいと思います」と感想を述べられた。

2005年11月12日、朝見の儀に臨まれる紀宮さま(当時、代表撮影) ©時事通信社

ADVERTISEMENT

 天皇が愛子さまに勲章を授けられる際には、優しいまなざしで愛子さまを見つめられ、愛子さまは背筋を伸ばし凛とした所作で受け取られたという。