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ややオーバーサイズのスーツを選んだ理由

 もう1つ思い出すのは、2018年8月、小室圭さんがニューヨークのフォーダム大学ロースクールの留学へ旅立った後の、眞子さんの公務での様子だ。全体的にややオーバーサイズのスーツを身に着けることが増え、スカートも眞子さんがよくお似合いになるタイトなものよりは、フレアや台形型のデザインで、ひざより長めの丈が広がったラインのものを選ぶことが多かったように思う。

 当時は、公務でそうしたスーツを選ぶことによって、本心をさらけださないよう、何かガードなさっているという印象を受けたし、プライベートでは、できるだけ身につけていて楽な洋服選びをしているのではないかと考えていた。

2018年10月、福井県の城下町を視察される眞子さま(当時) ©共同通信社

 そういった意味で、実は、眞子さんの好みのスタイルは渡米前から変わらないのではないかと思う。学生時代も、トレーナーとギャザースカートにフリンジ付きのUGG(アグ)のブーツを合わせるなど、カジュアルなファッションが多かった。

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佳子さまはスカート丈を“短い方がいい”

 眞子さんや佳子さまの公務でのスーツやお帽子、バッグ、靴などには、紀子さまのご意見が反映されることもあったようだ。佳子さまは、どちらかと言うと短めのスカート丈のお洋服を選ばれる傾向があるように思う。今年の秋篠宮さまのお誕生日に際して公開されたご近影でも、佳子さまはひざ上丈のワンピースをお召しになっていた。スカート丈はある程度長いほうが上品という周囲の見方もあるだろうが、佳子さまは“短い方がいい”と明確に示されることもあったという。

2021年、秋篠宮さまのお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 紀子さまは体型を包み込むお洋服がお好みのようで、眞子さんがそうした意見に耳を傾けたこともあったのかもしれない。紀子さまが何か指示を出したり意見を仰ったりすると、職員は“その通りでございます”といった言葉を返すばかりだったという。