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「元皇族として天皇皇后両陛下をお支えしていく」

 愛子さまのご成年をお祝いするため、秋篠宮さまや佳子さまをはじめとする皇族方が次々と皇居へ向かわれるなか、三笠宮妃百合子さまがお出ましになったことには驚いた。98歳というご年齢を感じさせない気迫で、ドレスとお帽子をお召しになり、真っ直ぐ前を向いておられた。

明治神宮で結婚式を挙げた高円宮家の三女・絢子さま(当時)と守谷慧さん ©JMPA

 高円宮家の三女・守谷絢子さんは、結婚式後に「皇族の一員に生まれるということは、天皇皇后両陛下をお支えすることだと教わりながら育ちました。今日をもって私は皇族を離れますが、元皇族として天皇皇后両陛下をお支えしていくということに変わりはございません」と話したが、天皇ご一家との関わりを大切に思われていることが伝わってくる。この日、愛子さまのご成年をお祝いされた方々にも同じような思いが共有されているのではないだろうか。

ティアラ借用を快諾した黒田清子さんも祝賀に

2005年11月12日、「朝見の儀」で天皇皇后両陛下(当時)にあいさつされ、着席される紀宮さま(当時、代表撮影) ©時事通信社

 黒田清子さんも、夫の慶樹さんとともに皇居を訪れた。愛子さまはドレスを新調された一方で、コロナ禍による国民生活などへの影響を考慮され、今回ティアラを新たに作ることは見送られた経緯がある。

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「天皇の娘として、同じ立場で成人を迎えた経験を持つ陛下の妹の黒田清子さんに相談したところ、清子さんは快諾し、愛子さまは深く感謝しながらティアラを借りて行事に臨まれることになった」(FNNプライムオンライン、11月21日)という。