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 実際に使用する際の注意点を見ていきましょう。

 シルクが「通気性、吸水性」に優れているからといって、髪が半乾きのまま被って寝るのはよくありません。シルクナイトキャップは、ドライヤーで髪をしっかり乾かしてから寝ることが使用する際の前提です。

 髪が濡れたまま寝てしまうことは、髪の毛を損傷させやすい習慣の一つです。特に濡れた髪はキューティクルの一枚一枚が開き気味になっており、剥がれやすい状態です。反対にキューティクルは髪が乾くと閉じる特性があるため、濡れている状態のときよりも摩擦に強くなります。

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 そして着用後、顔周りや襟足の根元部分には、ヘアバンドをつけた後のような癖が残りやすいので、前髪がある方は、前髪をキャップの中に入れ込まないようにしましょう。

実際に使ってみた

 シルクナイトキャップにはどの商品も「一晩使って体感できる」という表現がされているため、それぞれ一晩着用し、検証してみました。

 僕自身の現在のヘアスタイルは、肩にかからないくらいのボブスタイルです。3回のブリーチを重ねてダメージヘアになっているため、髪の毛の“手触り感”や“おさまり”に変化があれば、感じ取りやすい状態です。

 はたして、製品ごとの差はあるのか?

【無印良品から選出】
シルク混 ワッチ 56~59cm・ライトシルバーグレー | 帽子・ハット・キャップ 通販 | 無印良品

「無印良品」ウェブサイトより

 まず、誰もが買い求めやすいメーカーが販売しているものはないか、と検索しましたが、残念ながらめぼしいものはありませんでした。ですが、ネット上にこの商品が「代用できる」とレビューが上がっていたため、検証。

 緩めのニットキャップのような形状をしています。締め付けはかなり緩く、帽子として被っている分には気になりません。ですが“まち”が浅いので髪全体を包み込むことはできず、無理に髪を丸め込んで入れると寝癖になってしまいます。

 そして締め付けがなかったためか、寝ている間に脱げてしまいました。