梅宮辰夫氏が遺した料理帖をもとに、娘である梅宮アンナ(49)氏が監修した料理本『梅宮家の秘伝レシピ』。同書から、大きな反響を呼んだ「レタス丼」のレシピを抜粋し、掲載する。

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レタス丼

 母によると、父が和食の師匠と仰いでいた日本料理店「とく山」の野﨑洋光さん(現「分とく山」総料理長)がまかないとして出していた一品。レタス数枚とごはんがあれば、すぐに作れます。

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 これは、母が一番作ってもらっていましたね。

 

 ポイントは牛脂。油だけで炒めるよりも香りとコクがプラスされて美味しくなります。 

 レタスは火を入れすぎず、さっと炒める程度で。

 大切な隠し味は、最後にふり入れる2 ~3滴のしょうゆ。

 こんなに美味しくて、お金もかからずできる丼はありません!

◎材料(2人分)
レタス ┄ 5枚
オリーブオイル ┄ 小さじ2
牛脂 ┄ 1かけ
A 薄口しょうゆ ┄ 小さじ2
 みりん ┄ 小さじ1
 塩・黒こしょう ┄ 各少々
しょうゆ ┄ 2~3滴
温かいごはん ┄ どんぶり2杯

◎作り方
(1)レタスは大きめにちぎり、水けをしっかりペーパータオルでふきとる。
(2)フライパンにオリーブオイルと牛脂を入れて弱火にかけ、牛脂を溶かしたら中火
にしてレタスを入れ、さっと(20~30秒程度)炒める。
(2)Aを順に入れてさっと炒めたら、温かいごはんの上にのせる。仕上げにしょうゆ
を2~3滴ふる。

【インタビューを読む】「終活、やっといてね」「わかった」父・辰夫の死後、ノートを開くとひたすらレシピが…梅宮アンナ(49)が語る、“相続に駆けずり回った10カ月”

梅宮家の秘伝レシピ

梅宮アンナ

主婦の友社

2021年11月15日 発売