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わいせつ動画で1億円稼ぎ…40歳の東大卒エリートはなぜ“孕ませマン”に変貌したのか

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「もしまだ未経験でしたら、ぜひ条件等のご相談をさせていただければ幸いです」

 8月上旬、女性のツイッターに匿名の男から一通のメールが届いた。“条件”が折り合い、向かった先は都内の高級タワーマンション。部屋に入った女性は、ある違和感を覚えた――。

写真はイメージ ©iStock

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東大卒のトップエリートが“同人AV”を制作・販売

 11月19日、茨城県警は産業技術総合研究所の主任研究員・山下崇博容疑者(40)をわいせつ電磁的記録等送信頒布の疑いで逮捕したと発表した。

 山下は富山県屈指の進学校、富山中部高校を卒業後、東大工学部に進学。大学院で博士号を取得し、2013年4月に産総研に入所した理系のトップエリートだ。

「道路や橋梁など大型建造物等の劣化診断や不良箇所を検証するインフラモニタリングの研究開発を行っていた。18年4月から翌年3月までは経産省にも出向している。勤務態度に問題はなく、不審な点は見られなかった」(産総研担当者)

山下容疑者(産総研HPより)

「キミも出てみない?」ソープランドの女性を誘い…

 産総研の主任研究員の平均年収は875万円と決して低くない。

「奥さんと子供もいて、職場があるつくば市に住んでいると話していた」(知人)

 誰もが羨望する経歴の持ち主。だが、この男にはもう一つの“顔”が――。

 10月上旬、日本最大級のソープランド街・吉原に山下の姿はあった。入ったのは120分8万円の高級店。プレーの後、山下は指名した女性にこう誘いかけた。

「パパ活目的の女の子とセックスして、同人AVとして売っているんだ。売上の一部をギャラとして渡している。キミも出てみない?」