以前は、ハガキでの抽選販売や店頭販売もしていたが、最短8分で売り切れたこともあるなど生産が追い付かなかった。
今は奈良・生駒市のふるさと納税の返礼品としてのみ提供している、「幻のラムネ」だ。
ただし、こちらも3ヶ月先まで予約でいっぱいだという人気ぶりだ。
平口社長:
これが、レインボーラムネ、なんです。
次々と作られる大粒の丸いラムネ、社長のご厚意で一粒試食させていただくと…
薄田キャスター:
ビックリ!何?この口溶け。すご~い、すっと溶けていきました!
このくちどけが人気で、詳しい製法は企業秘密。
しかし跡継ぎがおらず、今後製造をどうしていこうかと悩んでいたそうだ。
そんな社長に手を差し伸べたある菓子メーカーが…
平口社長:
うちの味を将来まで続けていこうという考えで、UHA味覚糖さんとコラボして
試作は100回以上…こだわり抜いたコラボ商品
ということで、大阪にあるUHA味覚糖の本社へ。
薄田キャスター:
見つけました。レインボーラムネミニ。袋タイプで販売されているんですね。
しかし、共同開発にあたり独特の口どけを再現するのが中々難しかったようで…
UHA味覚糖 広報宣伝 安達瞳さん:
たくさんのコラボ商品を出してきていますが、中でもこのレインボーラムネミニが一番苦労したといっても過言ではないです。平口社長に10回以上、何度も何度も来ていただいて、工場の中にも来ていただいて、直接教えていただきました。担当が平口社長のもとにいって、粉の混ぜ方ひとつひとつも習って、忠実に再現できるように
試作も100回以上繰り返し、開発から1年かけ完成。
最初は近畿限定の販売だったが反響が大きかったため、全国に販売エリアを広げていった。
本家、平口社長の評価は…
イコマ製菓本舗 平口治社長:
ちゃんと味が再現できてます。ラムネは(お菓子の中で)すごい弱い立場だったんです。やっとここに来て、市民権を得たなっていう感じなんです。めっちゃ嬉しいです
(関西テレビ)