1ページ目から読む
4/4ページ目
日本旅行は復活するか?
多くの韓国の若者にとって、日本は敵ではなく、自由に行き来していた頃を懐かしく思う国であり、コロナ後に観光旅行を楽しみたい国である。
しかし、文在寅大統領の任期が半年を切り、左派与党と保守野党の大統領候補が出揃ったいま、与党は依然として「ノー・ジャパン」にとらわれている。
与党・共に民主党から大統領選に出馬することが決まった李在明候補は、11月10日にソウル市中区のプレスセンターで開催された討論会で、日米韓3か国の軍事同盟に「反対」を表明した。
「米国と結んでいる軍事同盟に日本を入れることは慎重に考慮すべき問題だ」「日本は信じられる友好国か。独島(日本名:竹島)は韓国の領土だが、日本が問題を提起している」と発言した。
日本に敵対する姿勢を示してきた李在明候補が大統領になると、新たな「ノー・ジャパン」を産み出すだろうという専門家の指摘が現実味を帯びてくる。憚ることなく日本製品を購入し、日本観光を楽しみたいと公言する若者たちの声が、彼らに届いている様子はない。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。次のページでぜひご覧ください。