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「雪がクッション代わりになって彼女を助けようと…」急逝した神田沙也加さん(35)が乗り越えてきた「壮絶ないじめの過去」と「恋愛トラブルの数々」

「雪がクッション代わりになって彼女を助けようと…」急逝した神田沙也加さん(35)が乗り越えてきた「壮絶ないじめの過去」と「恋愛トラブルの数々」

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過去には壮絶ないじめを受けていたことを告白

 2017年に俳優の村田充(44)と結婚したが、2019年末に離婚。離婚を公表した直後の2019年12月には元ジャニーズJr.の秋山大河(29)との交際が女性セブンに報じられた。

神田沙也加さん(2017年) ©時事通信

「報道後も、少なくとも今年の春過ぎまでは順調に交際していました。周囲の仲間も『早く公表しちゃえばいいのに』って言っていたんです。ただ、大河は沙也加さんが原因で事務所を退所させられ、参加していたグループの『MADE』も解散してしまった。大河やMADEの熱狂的なファンは、沙也加さんに対してSNSなどで攻撃的で2人は随分とそのことに悩んでいたようです」(2人の共通の知人)

 また、沙也加さんは、2015年1月に発表した自著「Dollygirl」(宝島社)で過去に壮絶ないじめを受けていたことを告白していた。幼少期から苦労は耐えなかったのだという。

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「超有名人の娘という特殊な家庭で育った沙也加さんですが、子どもの頃は、子ども同士で遊ぶのが禁止されていたそうです。そのため、家でゲームをしたり、図書館で借りてきた本を読んで過ごすことが多かった。いじめを受けたのは、そうした環境で育ったために友人たちとの適切な距離のとり方がつかめなかった部分もあったと思いますが、芸能人の娘だからというやっかみもあったのでしょう。下着を盗まれて、みんなの前で『さやかのだよー』とさらし者にされたり、全寮制の中学時代、夜寝ようとしたら布団がびしょびしょになっていたこともあったといいます」(前出・芸能関係者)

神田さんが倒れていたホテル14階の屋外スペース(読者提供)
事務所がHPに掲載した「神田沙也加に関するお知らせ」

私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます 

 それでも、多くの苦労を経験しながらも、着実に前へと進んできた沙也加さん。沙也加さんの所属事務所「ローブ」は19日、「神田沙也加に関するお知らせ」を代表取締役の蒲池光久名義でホームページ上に掲載した。

「2021年12月18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました。応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません。私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます」

 わずか35歳での突然の死を、芸能界のみならず日本中が受け止めきれずにいる。転落の直前、開いた窓の前で神田沙也加さんは何を思っていたのだろうか……。

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【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】
▼いのちの電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前9時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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