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「できるだけ男子に近い形を考慮した」
その翌年、紀宮さまご成年に際しての公式の祝賀行事が華やかに行われ、多くの人々から祝福を受けられた。それまで女性皇族の成年に伴う祝宴はごく内輪で行われていたが、当時宮内庁は、「これまでの女子の場合と違い時代の流れに沿って、できるだけ男子に近い形を考慮した」と説明している。
紀宮さまは「皇族としての務めをいっそう大切にし、心をこめて両陛下をお助け申し上げて参りたいと思います」と侍従を通じて感想を述べられた。