2021年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。YouTuber部門の第4位は、こちら!(初公開日 2021年9月3日)。
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「生活保護の人たちに食わせるくらいなら、猫を救ってほしい」
8月7日、自身のユーチューブチャンネルでこう発言したメンタリストのDaiGo(34)が大炎上した。
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講演のギャラは最低でも300万円
DaiGoは慶應大学在学中にテレビ出演を始めた。
「心理学を応用したメンタリズムを用いて絶対に負けないババ抜きなどのパフォーマンスを行ってきた。2012年には『笑っていいとも!』(フジ系)のレギュラーになるなど一気に売れっ子に」(芸能担当記者)
しかし、12年末に突如、テレビでのパフォーマンスを引退すると表明した。
「多忙から打ち合わせやリハーサルをすっぽかすこともあった。その後は単発で、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)や『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演。講演などを重ね、文化人としても活動していた」(同前)
講演のギャラは最低でも300万円。また、KADOKAWAや講談社、学研などの大手出版社から続々と著書を出し、その数ざっと40冊以上、累計420万部を超えるという。
今年10月には祥伝社から新刊も予定されていた。同社に予定通りか問うと、
「一方的に発売を延期することはございません。仮に発売日が変更となる場合、著者の方と連絡をとらなければなりませんが、まだ連絡がとれていない状況です」
動画配信で月収は計9億円?
現在は動画配信を中心に活動し、ニコニコ動画において月額550円のチャンネルに約14万人、ユーチューブには245万人の登録者を抱える。
「自身の動画の中で、昨年10月段階での月収はユーチューブ関連で4000万円、ニコニコ動画で7000万円、にわかには信じがたいのですが、独自に運営する動画配信サービスで8億円の計9億円あると述べていました」(前出・芸能担当記者)
インフルエンサーとしての一面に、大学や企業も群がった。新潟リハビリテーション大学では一時期、特任教授を務め、ジェネシスヘルスケア社の顧問も19年まで務めた。最近は「霧島天然水 のむシリカ」のアンバサダーを務めていた。「週刊文春」の取材に販売元は、「多くの皆様に不愉快な思いをさせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます」と回答し、その後、広告起用の自粛を発表した。