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「安倍先生の電話のかけ方は凄かった」
「安倍先生と私を並べて批評する人もいて迷惑で仕方がないんです(笑)。先方は9年間も総理を務めて、G7の中でも、最も発言力のあった政治家ですよ。申し訳なさすぎて『並べないで!』と言いたい。
(安倍先生には)むしろリスペクトの気持ちがあります。官邸機能をあそこまで、120パーセント引き出したリーダーは他にいません。その『官邸経営機能』のノウハウを継承できれば、清和会にとっては、大きなアドバンテージになるでしょう。私は一職員でいいから、安倍官邸で働いて官邸経営を学びたかった」
「総裁選で安倍先生は高市(早苗)先生を推したでしょう。あの時に、支援を取り付けるための安倍先生の電話のかけ方は凄かった。権力を本気で獲りに行くためにスイッチが入った時の凄味というか。中堅や若手の議員連中は、どこかサラリーマン化しているので『学ばなきゃダメだよな』と言っていました」
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1月8日発売の月刊「文藝春秋」では68ページにわたって政治特集を掲載する。福田達夫氏は、総理相になった際に取り組みたい政策や、総理経験者である祖父(赳夫氏)、父(康夫氏)への想いも語っている。
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「安倍さんは尊敬しています」
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