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まるで子役とステージママ…工藤静香とKōki,“母子密着”の舞台裏

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台本の裏に木村拓哉が書いた言葉が…

「セリフ覚えもまずまずで、態度も次第に堂々としていった。目力の強さはお父さんに似ている。撮影後の公式インタビューで父親の話を連発していたのが印象的でした」(別の映画関係者)

 Kōki,の台本の裏には「Enjoy and do your best!」と記されているが、これは木村が書いたものだという。

 

 その父親はいま、今年公開予定の東映創立70周年記念映画の撮影のため、京都と東京を往来している。

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「東映の太秦撮影所は沢口靖子の『科捜研の女』(テレ朝)や、松坂慶子の配信ドラマ、東山紀之の時代劇をそれぞれ撮影中で、てんてこ舞い」(撮影所関係者)

 なかでも木村主演の映画はスタッフが50人超えと別格の大所帯で、木村の撮影日には撮影所の前にファンが20人ほど並んで彼の車に手を振ったり、「お疲れ様です」と声をかけたりする光景が展開されている。

父・木村拓哉

 同撮影所は、ドラマ「宮本武蔵」(テレ朝)や映画「無限の住人」など、木村にとって、もはや慣れ親しんだ場所だが、京都の行きつけの焼肉屋の弁当をスタッフ全員分差し入れたりと、気遣いに余念がないという。

「最初は『キムタクがなんぼのもんやねん』と斜に構える人も多かったけど、礼儀はきちんとしてるし、前日には必ずセットを確認するために現場に入る。意外なのは、撮影所内に設けられた、主役専用の階段も使わないこと。職人気質のスタッフが多く、指導が厳しいと言われる東映で受け入れられるために、木村なりに気を遣っているのだろう」(同前)

 娘ほどには“Enjoy”できてないのかも。

まるで子役とステージママ…工藤静香とKōki,“母子密着”の舞台裏

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