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円満な家庭に亀裂が走った「時期」とは

 暴力事件前までは、幼かった長男のジョイくんと長女のローズちゃんを伴って頻繁にバラエティー番組に出演。親子でお茶の間に親しまれていた。そんなボビーが妻と結婚したのは、いまから約23年前のことだった。

「貿易会社を経営する父の仕事を手伝うために来日したボビーはバーで奥さんと出会い、1998年に交際が始まりました。当時はボビーが奥さんのアパートに転がり込んで生活していた。翌年に結婚し、授かった子供は、長男のジョイくん(21)、長女のローズちゃん(19)、次女のココちゃん(14)、三女のリリちゃん(12)、次男のステップくん(5)の5人。2007年7月にはナイジェリア国籍から帰化して、奥さんの姓を名乗って“近田ボビー”となりました。

YouTube公式チャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」より

 円満に見えた一家でしたが、いつの頃からか、ボビーと奥さんの関係に溝が生まれ始めていたようです。そこで暴行事件が決定打となり、夫婦は現在、離婚と親権を巡って裁判で争っています」(前出・スポーツ紙記者)

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ボビーは離婚を拒否「離婚成立しても慰謝料は払わない」

 妻は暴行事件後の2020年7月に離婚調停を申し立てたが、2021年5月に離婚調停が不成立となり、昨年8月から争いの場を法廷に移した。

本人のInstagramより

 公開されている妻側の訴状によると、妻は長年に渡る心理的DV、経済的DVを理由にボビーとの離婚を請求。そして、《(成人している長男を除く)未成年の子供たちの親権》《子供たちが大学を卒業するまでの養育費》《慰謝料600万円》《相当額の財産分与》などを要求している。

 一方、ボビー側は妻の要求に対して一歩も譲らない姿勢で離婚を拒否。仮に離婚が認められた場合でも、慰謝料や財産分与などを拒否しており、親権と養育費も要求する構えだ。

 そしてこの裁判資料には、冷え切った仮面夫婦の実態と、ボビーが起こした“事件”が詳述されていたのだ――。

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