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松嶋菜々子48歳 “おばさんキャラ”にチェンジの裏に“大物女優の一言”

松嶋流の役選びの背景に“ある大物女優”の一言

『やまとなでしこ』『救命病棟24時』(共にフジ系)などで主演を張ってきた松嶋だが、近年は脇役が多い。

「モデルだった彼女は今の事務所に移り、NHKの朝ドラ『ひまわり』のヒロイン抜擢を機に、スターへと成長。ただ、『まだ主役を張ってほしい』という事務所の思惑とは裏腹に、松嶋さん自身は主演にこだわりがない。代わりに『常に新しいものに挑戦したい』『新鮮な役をやりたい』と話をしている」(テレビ関係者)

 

 01年に結婚して04年に長女、07年に次女を出産。2人目の出産を経て「この仕事が好き」と改めて実感したという松嶋。夫婦で家事や育児を分担し、引き受けた仕事には全力投球できるように、オファーを自身で、慎重に判断しているのだとか。

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 そんな松嶋流の役選びの背景には、ある大物女優の存在があった。事務所関係者が明かす。

「16年に亡くなった同じ事務所の大先輩、白川由美さんです」

『GTO』で共演した白川由美

主役から名脇役へシフトチェンジか

 二谷英明夫人の白川は『GTO』『家政婦のミタ』などで松嶋と共演。家族ぐるみの付き合いで、互いに「親友」と慕い合う仲だった。その白川が生前、松嶋にこう忠告したという。

「女優は歳を経るにつれて、役柄を変えていかなければならない」

 

 事務所関係者が続ける。

「白川さんは東宝女優で、“日本のグレース・ケリー”と言われながら、40を過ぎてからは母親役をこなし、『理想の母親』と呼ばれるまでになった。松嶋さんもその教えを守り、名脇役として存在感を放つ女優へシフトチェンジを図っているのでしょう」

 ナナ変化と相成るか。

松嶋菜々子48歳 “おばさんキャラ”にチェンジの裏に“大物女優の一言”

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