「俺の新しい彼女は映画スター」
「若い頃は、夢の中でしか会えなかった」「今、君は現実の存在で、すぐそばにいる」
いま最も人気のある北米歌手、ザ・ウィークエンドの新曲の歌詞だ。ここで歌われた恋人とされるのは、ハリウッドの大女優アンジェリーナ・ジョリー。歌詞中で子どもの頃の憧れだったとあるように、2人には年の差がある。ウィークエンドは31歳、アンジェリーナは46歳。15歳差となるスターカップルだ。
米国セレブ界の「年上女性」と「モテ男」スターカップル
ここ数年、米国のセレブ界では、女性が10歳以上年上のスターカップルが目立っている。それも、ウィークエンドのように、芸能界きっての「モテ男」とされるアラサーの男性たちが一回り上となるアラフォー女性スターと関係を築いているのだ。
たとえば、1992年生まれの29歳歌手ニック・ジョナス。ジョナス・ブラザーズとして人気を博した2000年代には、マイリー・サイラス、セレーナ・ゴメスといった同世代ディズニーアイドルと立て続けに交際してきたが、2018年、10歳年上となる39歳のインド人女優プリヤンカー・チョープラーと結婚した。
ワン・ダイレクションとしてアイドル的人気を博した英国歌手ハリー・スタイルズにしても、歌手テイラー・スウィフトらと浮名を流してきたが、28歳となった現在、9歳上である37歳の女優兼映画監督オリヴィア・ワイルドとの交際に落ち着いている。
「セレブ界一のモテ男」とされる28歳のコメディアン、ピート・デヴィッドソンの場合、同い年のアリアナ・グランデと婚約破棄したのち、20歳年上の女優ケイト・ベッキンセールと交際。その後、ティーンのモデルと付き合ったりしたものの、今では13歳上となる41歳タレントのキム・カーダシアンの恋人としてゴシップ誌を騒がせている。