昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

鈴木夕湖は姉貴分に「最後は根性だったわー」 ロコ・ソラーレ支える“北の家族たち”が語るメンバーの素顔

2022/02/17

 現在、カーリング女子の日本代表として北京五輪に出場している「ロコ・ソラーレ」の創設は2010年。創設メンバーは本橋麻里、鈴木夕湖、吉田夕梨花に加え、江田茜さん、馬渕恵さんの5人だった。

北京での戦いが続くロコ・ソラーレ。左から順に吉田夕梨花、藤澤五月、鈴木夕湖 ©JMPA

 馬渕さんと江田さんは現役を退いているが、ロコ・ソラーレのオリジナルメンバーとして、現在も選手との距離は近い。平昌五輪前後で本橋が何度か「ロコ・ソラーレは7人のチームです」と発言したのを覚えている方も多いだろう。特に馬渕さんは本橋より唯一の年上ということもあり、今も鈴木や吉田夕梨花に慕われる存在だ。

あの時のように泥臭く根性でいいゲームをしてほしい

 今回の北京五輪でも、馬渕さんと江田さんは、馬渕邸で一緒に応援しようという計画を立てていたのだが、オミクロン株の蔓延で自粛。別々での観戦となったが、馬渕さんは「夕湖も夕梨花もいいプレーしてます。期待できると思います」と力強いコメントをくれた。

 メンバーとは2021年9月の日本代表決定戦後に、鈴木夕湖、吉田夕梨花と3人で“元祖ロコソ会”を開催してから会っていないと馬渕さんは言う。

「夏の終わりくらいにちょうど私も引っ越したんですよ。だから引っ越し祝いと祝勝会、そして夕湖がMVPを獲ったトリプルお祝いを、寿司をテイクアウトしてうちでやりました。夕湖は『令和の時代になっても最後は根性だったわー』と代表決定戦について言ってましたね」

2015年1月、北海道選手権優勝時のロコ・ソラーレ。写真左端が馬渕恵さん ©竹田聡一郎

 鈴木が「根性」だったと振り返った代表決定戦は2連敗からの3連勝。「あの時のように泥臭く根性でいいゲームをしてほしい」と馬渕さんは北京に向かって念を送る。

「いつものように楽しんでプレーすれば結果は出ると思います。相手の好ショットに自分たちの好ショットを重ねる、最高のカーリングを見せて欲しいですね。ふたりとも、帰国して隔離が明けたらまたいつでも遊びに来てください。前の家はWi-Fiが飛んでなくて夕湖にやんわり文句を言われたので新居はしっかり完備しました。何時間でも『どうぶつの森』やっていいからね」