《その元締の「IOC」なる3文字を昭和風に読み解けば「いろいろ、おかしな、茶番ばかり」?》
ああ、また昭和風の技を出してしまった!
しかしIOCを「元締」と呼んだのは芸術点が高い。商業主義に走る五輪はまさにIOCの「興行」であると私も思う。そこにアスリートファーストはあるのか?
政治との距離を縮めるバッハ会長…その目的は
続いてサンケイスポーツ。最終面のコラム【甘口辛口】(2月16日)もドーピング問題について。
・情けないのはIOCだ。判断をCASに丸投げして知らん顔。
・これほどの大問題に北京にいるはずのバッハ会長は何をしているのか。
・怪しさ満載で五輪はそろそろおなかいっぱいだ。
IOCが仕切る五輪はうさん臭い興行であるとますます思えてくる。
こんな指摘もある。「バッハ氏が2013年秋にIOC会長に就任してからの五輪は、常にロシアの薬物汚染の闇がつきまとう」(朝日新聞2月15日)。今回も尾を引いた背景はIOCの対応が及び腰であり、ロシアというスポーツ大国への忖度だと批判されても仕方ないと。
バッハのいい加減さはこちらも。
『北京五輪開幕 岐路に立つIOC 政治との距離、矛盾露呈』(毎日新聞2月5日)
開催国の中国は新疆ウイグル自治区などの人権問題について欧米などから批判を浴びてきた。IOCは「政治的中立」を繰り返し主張し、踏み込んだ言動を避けてきた。しかしバッハは前回の平昌冬季五輪では女子アイスホッケーで韓国と北朝鮮の合同チームを結成する南北融和の演出には熱心だった。
《状況に応じて政治へのスタンスを変えるバッハ氏について、日本オリンピック委員会(JOC)の元理事は「勝ち馬にしか乗らず、やっかいな問題にはタッチしない」と解説する。》(毎日新聞2月5日)
調子が良すぎるバッハ。そういえばこの人には東京五輪の頃からこんな狙いがあると言われてきた。