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「選挙区民に30万円の秋田犬を」 維新・遠藤敬国対委員長に違法寄附の疑い

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「違法な寄附では?」の問いに、遠藤氏は…

「違法って言われても仕方ないけど、正式にはね。親戚みたいな人たちやけど、寄附行為と指摘されたらそうやなと思いますね」

 遠藤氏は書面で以下のように回答した。

「ご指摘の秋田犬のやり取りにつき、議員を志す前から家族同然の付き合いをしたり、天然記念物である秋田犬の保護繁殖及び文化の保存発展のため、犬質の向上を共に励んできた30年来の犬仲間の方々との間のものであり、選挙や政治とは一切無関係なものです。そして、この犬仲間の間で秋田犬が行き来することはよくあり、持ちつ持たれつの関係にあります。よって、選挙での集票のために、不特定多数の方々に財物を無償で譲渡するケースとは大きく異なり、30年来の犬仲間が協力して良い秋田犬を作出しているという実態をご理解頂けますと幸いです」

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 遠藤氏が代表理事を務める公益社団法人の違法疑惑に続き、秋田犬を巡って浮上した自らの政治活動にも関わる疑惑。税金も投入され公共性、公平性を求められる公益社団法人のトップを国会議員が長年務め、それを政治活動に利用している疑いが浮上したことで、公益社団法人「秋田犬保存会」のあり方が問われそうだ。

 2月22日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月24日(木)発売の「週刊文春」では、遠藤氏から秋田犬を譲り受けたとする別の有権者の証言、秋田犬の販売を巡るもう1つの違法疑惑、遠藤氏との詳しい一問一答などについても報じている。

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