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イメージに大打撃を与えた“あの衝撃写真”から8年…香里奈が復活するまで

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 2クールのミステリードラマ「真犯人フラグ」(日テレ系)。主演の西島秀俊と対峙する“謎の女”が香里奈(38)だ。

「宗教団体に所属する通称“バタコ”役。最初は電話の声とシルエットだけの出演だったが、9話から登場。最新の第17話では、西島の命を狙い、ついに逮捕された」(放送記者)

香里奈 ©文藝春秋

 三姉妹の末っ子として名古屋に生まれた香里奈。地元では美人姉妹として有名だった。先にモデル業を始めた5歳上の長姉・能世あんな(すでに引退)に影響され、1999年、15歳で地元でモデルデビュー。3年後には次姉のえれなも後に続いた。

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「香里奈は早くも2000年に『Ray』の専属モデルに抜擢。東京に移り『テンカラット』に所属した。翌年『カバチタレ!』の山下智久の彼女役で連ドラデビュー。当時まだ16歳。ギャルっぽいが下品にならない絶妙なルックスが、安室奈美恵の流れを継ぐ00年代初頭のトレンドにピッタリ合った」(芸能デスク)

 順調に連ドラ出演を重ね、08年、「いつかは連続ドラマで主役をしたい」と語っていた夢が叶う。

「『だいすき!!』で知的障害を持ちながら子育てに奮闘する母親という難しい役。髪をバッサリ切って臨み、まずまずの評価を得た。『私が恋愛できない理由』(11年)では吉高由里子らを従えフジ月9主演まで果たしたが……」(同前)

 しかし14年、事は起きた。14年間モデルを務めた「Ray」の“香里奈卒業号”の発売3日後、下着姿のままベッド上で大股開きする姿が「フライデー」に掲載されたのだ。