俳優の青木崇高(41)が3日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にサプライズ出演。番組SNSを通じて青木は「台本を受け取った時は感動で手が震えました」と喜びの思いを綴った。

 女優・優香(41)の夫としても知られる青木。一体どのような人物なのか。「週刊文春」が報じた当時の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2016年06月23日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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NHK時代劇で優香と出会った

「何ぶん、相手がすごい方ですからね。息子から報告があったときは、そりゃもうビックリしましたよ。正式発表まで黙ってろと言われて秘密にしとったら、先に(新聞に)出ちゃったんですわ。僕は誰にも言うてないで(笑)」

 笑顔でこう語るのは、女優の優香(35)との結婚を発表した俳優・青木崇高(むねたか)(36)の父だ。

〈自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心し、この度、結婚する運びとなりました〉(青木)

〈生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています〉(優香)

趣味で妻の絵を描くことも

 二人が連名で直筆コメントを出したのは6月13日。日刊スポーツのスクープを受けての正式発表だった。

 元祖“癒やし系”として人気を博し、恋多き女といわれた優香を射止めた青木はどんな人物なのか。

「身長185センチと大柄で、TOKIOの長瀬智也に似たワイルドなイケメン。現在、放送中のドラマ『99・9―刑事専門弁護士―』(TBS系)では松本潤(32)演じる弁護士と敵対する検察官役を演じ、独特の存在感で高い評価を得ています。特に徹底した役作りに定評があり、NHK大河『龍馬伝』に出演した際は、貫禄ある土佐藩士・後藤象二郎を演じるために体重を一気に15キロ増やしたほどのカメレオンぶりでした」(芸能記者)

 優香との出会いは昨年10月。今春NHKで放送された時代劇「ちかえもん」の共演で親密になった。

「青木のひと目ぼれだったそうです。共演中から『俺は優香が好きだ』と周囲に語り、優香も彼の熱心なアプローチにほだされた。交際半年足らずのスピード婚ですが、青木のプロポーズを優香は迷うことなく受け入れたそうです」(芸能関係者)

 再び父親の話。

「(優香とは)先月、初めてお会いしたのですが、落ち着いた雰囲気でとても素敵な方でしたよ。何しろ、僕は息子が彼女を知る前からのファンですから(笑)。いい方と巡り合えたんだから大事にせんとあかん」

 横で話を聞いていた母親はこう振り返る。

「そもそも私たちは、崇高が芸能界に入るなんて夢にも思っていなかったんです。息子の交友関係もわからないし、はじめは優香さんがどういう方なのか不安もありました。でも、お会いしたら、いい意味で普通の感覚をお持ちで、私たちのような庶民とも普通に接してくれる。とてもいい方で安心しました」

 結婚後の懸念は、青木の“放浪癖”だ。若いころからひとり旅が趣味の青木は、仕事を断ってでも時間を作り、バックパックひとつでヨーロッパや南米の安宿を泊まり歩いてきた。またフラリと旅に出てしまうのでは?